神尾 米さんのメンタル術


神尾 米

テニス
神尾 米 のアスリートメンタル術

信頼できるコーチが心理面でのサポートもしてくれる

テニスの試合では、コーチはコートに入れませんよね。試合の流れが相手に傾いていても、タイムをかけてプレイを中断することもできません。まさに孤独な戦いといった感じがするんですが、誰にも頼れない状況というのは、試合中はもちろん試合前のストレスもかなり高いと思います。神尾さんはどんな心理状態で試合に臨んでいましたか。
 そうですね、私の場合は2週間前からテンションが高まってきます。技術面に関しても「あと2週間で大丈夫かな」と心の中で焦ってくるんですよ。それで1週間前になるとイライラしてきて、家族にあたっちゃうんですね。たとえば、テーブルが少しズレてたりすると「なんでズレてるの!」って。でも家族もいつものことだって感じで慣れてるんですよ(笑)。
 1週間前というのは、練習内容も瞬発系のものが多くなって心拍数も上がりテンションも極度に高くなってますから。でもあたることでストレス発散してるんでしょうね。悪いなって思うんですけど。
そんな心理状態は、試合直前まで続くんですか。
 そうなんです。でも自分でもこの状態ではダメだとわかっているんですよ。だから試合直前は、リラックスするために、他の選手たちといるよりもコーチといっしょにいるようにしています。私が小学6年生のときからのコーチなので、親といる時間よりも長い時間を共有してきたんですよ。
 そんなコーチのそばで、コーチの言葉を聞いているとすごく安心できるんですね。外交人選手たちは控え室で試合前にトランプしたりしてるんですけど。私はできるだけ自分の信頼できるコーチのそばにいるようにしていました。
テニスの場合、コーチと選手の関係は密だそうですが、それがメンタル面に与える影響はやっぱり大きいんでしょうか。
そうですね、コーチとの信頼関係は深いですよ。コーチとは試合中でも目と目で会話できるんです。「焦らないで」とか「もっと集中して」って、コーチが言っているのがわかるんですよ。
 トレーナーの方とも19歳のころからの付き合いなんですけど、やはり深い信頼感があります。自分がケガをしての試合のときは不安ですよね。そんなときにトレーナーから「大丈夫、そのくらいのケガなら十分1試合はもつよ」って言われると、心の中の不安が晴れて、絶対できるって自分で思えるんですよ。
 技術面にしてもコーチから「今の技術力なら勝てる」って言われると、何か本当に勝てるような気がしてくるから不思議ですよね(笑)。コーチやトレーナーから暗示をかけられているようです。
 テニスにしても、ほかのスポーツにしても自分が心から信頼できるスタッフをもつことが大切でしょうね。もし同じ言葉を言われても、違う人からだとそのように思えないでしょうからね。


スポーツ魂テンツより引用
www.sports-contents.com

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