攪拌機、化粧品材料を練り混ぜる自転・公転ミキサーのパイオニアに、今また化粧品業界が大注目。

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市場動向 化粧品機器 情報提供:株式会社シンキー

自転・公転ミキサーのパイオニアに、今また、化粧品業界が大注目 あわとり練太郎

攪拌機・脱泡機:自転公転ミキサー

自転・公転ミキサーのパイオニア (株)シンキーの「あわとり練太郎」シリーズ。不可能と言われていた攪拌と脱泡の同時処理を実現した同機器は、いまも進化を続け、多様な業界で活用されている。化粧品業界では、その想像を超えるパフォーマンスがもたらす可能性に注目が集まり、消費者ニーズの多様化とシンクロするように引き合いが増加し始めている。

プロペラ機のデメリットを解消した新機構を採用

プロペラ式が一般的だった攪拌機の世界に登場した「あわとり練太郎」。材料を機械で混ぜる手段としては、モーターでプロペラを回す方法がまず頭に浮かぶ。しかし、プロペラ式には弱点がある。
<プロペラの回転により材料に空気が取り込まれ、多量の泡が発生する>。<気泡の除去に時間と労力がかかる>。<プロペラに付着した材料の回収が難しい。><洗浄などメンテナンスの手間が発生する>などなど…。



「あわとり練太郎」は、そうした従来の攪拌器のデメリットを解消したプロペラレス混和方式。遠心力をうまく利用することで、材料に接触せず、攪拌や分散を促しながら、気泡の除去も同時に処理してしまう。それを可能にしているのが、2つの遠心力を活用した自転・公転方式だ。

自転・公転方式のミキシングメカニズム

自転公転ミキサーでは材料を練り混ぜる時に発生するこのような泡の発生を防ぐその参考写真

そのメカニズムは、ちょうど地球が自転しながら太陽の周りを公転する様をイメージすると分かりやすい。同機の場合、材料を入れた容器が地球、それが自転しながら、公転軌道を周回する。公転による力は脱泡を促し、自転の力が攪拌を促す。2つの回転で発生する渦巻き対流と上下対流が材料内部の気泡を効率的に表面へと押し出していく。すなわち、泡を巻き込むことなく、攪拌や分散が進行するのである。



「プラス脱泡」の付加価値で高品質な材料処理が実現

遠心力の組み合わせで、凝集のない均一分散を実現する同シリーズは、粘度差のある材料や比重差のある材料条件にも性能を発揮する。例えば、低粘度の樹脂に高比重粉体を沈降なく分散させる、無機粉体を解砕しながら樹脂中に均一分散させる、樹脂とその数倍の体積の粉体を練り混ぜる…など、多様化する材料ニーズに対応。さらに「プラス脱泡」の付加価値で高品質な材料処理を実現する。

自転公転ミキサーによる攪拌前と攪拌後の比較写真
 

メイクアップ系での引き合いが急増中のワケ

そうした応用範囲の広さもあって、その活用シーンは半導体、液晶、塗料、医薬・化粧品、食品…など、メーカーの想像をも超え拡がっている。とりわけ昨今は、メイクアップ分野において、注目されている。消費者ニーズの多様化が、新たな付加価値創造や商品開発を生み、その実現手法としての引き合いが増加傾向にあるという。

自転公転ミキサーによる攪拌前と攪拌後の比較写真

ラメやパールの入ったリキッド系はその好例だ。このような材料では、同シリーズを活用することで、様々な比重の粉が基材とうまく混ざり合い、均一に分散。理想的な仕上がりを実現する。一般的な機器では非常に手間のかかる混練、分散、脱泡の作業を短時間で確実に行えるため、注目度はが然高まっている。シリーズ売り出し当初はラボ機しかなかったが、処理量20Lの量産対応機を発売し、量産までをカバーするラインナップが完成。昨今、化粧品メーカーが展開する季節限定、数量限定戦略に見事にマッチしたと言える。

自転公転ミキサーによる微粉体・機能性ナノ材料の均一分散の参考写真

使い方次第で新たな商品価値を生み出す、秘めたパフォーマンス

あわとり練太郎

登場から20余年が経過した自転・公転ミキサー。製品展開は量産へのラインナップ拡充に留まらず、様々なノウハウを蓄積して、粉砕や乳化と脱泡の同時処理も実現。マイナス20度の冷却機構を備えたナノ粉砕機は業界無二。わずか2分でナノ粉砕できる実力は先端分野でも注目の的だ。さまざまな分野・業界の材料ニーズに積極的に取り組んできた結果、同シリーズの可能性は大きく広がった。活用次第では、これまで不可能だったメイクアップ製品、化粧品開発さえも実現しうる。消費者ニーズの多様化、細分化が進む今日、特色ある化粧品展開を維持していくには、同シリーズの秘めたパフォーマンスとサポート体制が一層際立ち始めている。

攪拌・分散・脱泡は化粧品開発参考写真
 

トピックス

世界展開

様々な可能性を秘める「あわとり練太郎」。従来の発想では考えられない混合も可能とあって、文化の違う海外からも優れた機器として問い合わせが多数寄せられているという。現在、アメリカ、中国、韓国、台湾、EUはじめ世界中の企業で導入されている。

グローバルな企業での導入
 

多様化するコスメアイテム

消費者ニーズの多様化とともに増え続けるコスメアイテム。そうした中で、BBクリームのヒット以降目立つのがマルチファンクション化粧品。保湿、紫外線カット、メイク下地、ハリなどの1本4役は当たり前、1本8役といったものも発売されており、企画・開発からそれを実現できるパフォーマンスを持つ機器への潜在ニーズは膨らんでいる。

化粧品消費者イメージ写真
 
 

攪拌と脱泡を同時処理する技術開発

開発誕生秘話
「これが出来ればいくらでも売れますよ」。開発の発端は、ある歯科医師が投げかけた“課題”だった。「これ」、とは入れ歯や義歯作製で歯形を取る際に印象剤として使用するアルギン酸という物質を練ること。アルギン酸は、粉末状で水に溶いてペースト状にして使う。固まるまでの時間はわずか2〜3分。気泡が入らないように混ぜなければいけない。当時の衛生士の技術を表す言葉として「アルギン酸を練れて一人前」といわれていた。だから、それが可能な機器があれば売れる。こうして、「あわとり練太郎」誕生への第一歩が踏み出された。といってもその道程はまさに試行錯誤の連続。実験を繰り返しながら、課題に突き当たり、それをクリアしていく…。大まかな機構の仕組みにたどり着くまでに約1年、攪拌と脱泡の同時処理で評価可能な試作機ができるまでにはさらに2年。いよいよ市場投入、という段で、問題が発生したこともあった。市場投入後もクレームをひとつひとつ拾い上げ、改良を加えた。“決して妥協しない”。そんなポリシーが貫かれているからこそ、今もなお進化を続けながら、「あわとり練太郎」は多くの顧客の支持を集めている。

 


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【株式会社シンキー】
自転・公転方式スーパーミキサーの開発、製造、販売。 医療用具、医療用機械器具の製造、販売およびそれら を活用した応用分野、技術に関する業務。
所在地
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〒101-0032東京都千代田区岩本町3-7-16
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