殺菌機構を効率化する特許取得の口腔ケア新素材 オーラバリア®LF+LPO

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情報提供 : 森永乳業株式会社
特許取得の口腔ケア新素材 オーラバリア®LF+LPO

牛乳由来の抗菌物質、ラクトフェリン(LF)とラクトパーオキシダーゼ(LPO)を含む機能性製剤「オーラバリア®LF+LPO」。

森永乳業の特許製品である同素材に口臭や歯周病の原因を抑制する効果があることが分かり、新規のマウスケア素材として注目されている。そのパワーの秘密に迫る。

唾液中の2つの生体防御成分の組み合わせで生まれたチカラ
ラクトフェリン(LF)とラクトパーオキシダーゼ(LPO)

母乳中の感染防御成分のひとつとして知られるLF。生まれたばかりの赤ちゃんの体を守る成分として、古くから研究が進められている。これまでに胃ピロリ菌の抑制、風邪症候群発症予防、ロタウィルス胃腸炎症状緩和など数多くの効果が、臨床試験で確認されている。

このLF同様、唾液中に含まれる生体防御成分であるLPOが、LFと組み合わさることにより、高い口腔ケア効果を発揮することが分かった。唾液に殺菌効果があることは知られているが、「オーラバリア®LF+LPO」では、唾液中のLFとLPOの配合割合に近づけることで、高い口臭・歯周病改善効果を示した。

 
唾液の力を高めるメカニズム

メカニズムとしては次のように考えられている。単体では殺菌作用のないLPOだが、体液や唾液に含まれるチオシアン酸イオン(SCN-)と過酸化水素(H2O2)から、殺菌力の強い次亜チオシアン酸イオン(OSCN-)を生成。この次亜チオシアン酸イオン酸が、細菌や真菌、ウイルスなどの病原性微生物に対し、強力な殺菌活性を示す。つまり、LFとLPOが口中で唾液と混ざることにより、唾液に本来備わる抗菌システムが補われ、その結果、唾液の力が高まり、悪玉菌が抑制されるというわけだ(図参照)。

ラクトパーオキシダーゼによる殺菌機構
歯周病菌抑制

同素材による歯周病菌数の測定を行った試験管試験では、添加10分後で、効率的に歯周病菌を抑制した。

歯周病菌数の測定を行った試験管試験
即効性と持続性
オーラバリアタブレットの口臭抑制効果

LF100mg、LPO1.8mg/粒のLF+LPOタブレット状製剤による口臭抑制効果を測定する実験でも、効果が確認されている。同じ製剤による唾液中の口臭原因菌の増減を調べる試験では、摂取後2時間でプラセボ群が菌を増加させたのに対し、LF+LPO群では菌を抑制した。

同素材をタブレット状(LF20mg、LPO1.8mg/粒)にしたもので行ったモニター試験では、摂取後すぐに口臭抑制効果が確認されただけなく、持続性も確認された。

 
歯周病改善効果
歯肉炎指数、歯周病菌の増減も同様の製剤で調べられている

歯肉炎指数、歯周病菌の増減も同様の製剤で調べられている。その結果、プラセボ群を上回る改善効果が確認された。さらに、唾液の量、サラサラ感においてもすぐれたデータが得られている。製剤はタブレットタイプであり、プラセボ群でもある程度出ることは想定されるが、LF+LPO群では、なんとプラセボ群の4倍以上も改善するデータが得られている。

注目されるポイント

上記のような実験により、高い口臭抑制効果が確認されている同素材。新たなマウスケア素材として期待が高まるのも無理はないが、注目されるポイントはその口臭抑制効果だけではない。

その一つが、口臭の抑え方だ。従来は主に香り等によるマスキングが主流だったが、同素材では元から臭いを遮断。そのため、効果が長く持続する。唾液内に存在する成分を活用するため、化学系のマウスケア製品のように必要なモノまで取り除いてしまうことがない。体にやさしく、最適な形でマウスケアとして作用する点も従来型のマウスケア素材と比べ、優れているポイントといえる。

今後期待される様々な展開
加齢による唾液中LFの減少

唾液は、加齢とともに減少する。同時に唾液中のLFも減少する(表)。「病気は口から」ともいわれるほど、口腔トラブルはさまざまな疾病につながる。そのカギを握るひとつに唾液があるといっても過言ではない。唾液の機能を高める同素材の活用範囲は、口腔ケア用途の機能性食品やサプリメントのほか、お菓子や食品、歯磨き粉など、幅広い。高齢化がさらに進行する中、今後、同素材の活用シーンも比例して拡大していきそうだ。

 
オーラバリア® LF+LPOについてお伺いしました。
森永乳業(株) 機能素材事業部 機能素材マーケティング グループ長 田邉宏至氏

口臭をもとから絶つのが大きな特徴 ラクトフェリンは赤ちゃんの粉ミルクに活用されるなど、長年研究がつづけられている乳中の成分。同じく乳中の重要な成分であるラクトパーオキシダーゼと組み合わせることで、「オーラバリア®LF+LPO」が誕生しました。ともに唾液中に含まれる生体防御成分であり、配合比率を唾液中に近づけることで口内での高い殺菌効果を実現しました。LPOは乳中に微量しかありませんが、効果を維持しながら抽出しています。「オーラバリア®」の一番の特長は、マスキングではなく、臭いをもとから絶つという点にあります。口臭予防については、多くがマスキングによるものですから、口腔ケア素材としては後発となりますが、差別化のできる素材として十分勝負できると考えています。唾液の殺菌メカニズムをサポートするというアプローチですから体にやさしいことも優位点になると思います。今後の展開としましては、単に口腔ケアにとどまらず、体全体に関係する作用なども啓蒙しながら、シニア層はじめ、幅広い層をターゲットに、タブレットや歯磨き粉、食品など、様々な用途でご活用いただけるよう提案していければと思っております。

新規素材が待望される口腔ケア食品

口腔ケア市場は、消費者のオーラルケアへの意識の高まりや高齢者向けニーズの増大などもあり、拡大基調にある。そうした中、食品は、新たな素材がなく、横ばい傾向にある。昨今は、おいしく食べながら健康もキープする食品の人気が高まっており、食品との相性がよいオーラバリア®は、口腔ケアの新参素材として、その後の展開が注目される。

主な口腔ケア食品

口腔ケア食品は、よく知られているものには虫歯予防や口臭予防をうたう機能性ガムがある。甘味料としてキシリトールを配合し、虫歯を起こさない、というアプローチだ。機能性キャンディーの場合は、殺菌効果が期待される成分と清涼感ある成分を配合することで、口臭除去や喉を保護する。そうした点で、オーラバリア®のトラブルに対するアプローチは、これまでのモノと比べ、ユニークであり、直接的なものといえる。

【森永乳業株式会社】

牛乳、乳製品、アイスクリーム、飲料その他の食品等の製造、販売を行う。機能性素材も展開し、研究開発部門では乳の優れた力を探り、最大限に活用することをメインテーマに、おいしさ、栄養、健康、安全・安心の面から追求し、製品作りを続けている。

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