ダイエット、メタボリックシンドローム対応天然素材としての注目度も高まる機能性素材ホップ 原料特集【健康美容EXPO】

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原料特集 ビールの主原料として知られる機能性素材ホップ(hop) 英語名:hopホップ 学名:Humulus lupulus 情報提供:日本粉末薬品株式会社

ビールの主原料として知られるホップ。これまでに健康効果もいくつか報告される中、昨今はマウス実験で抗肥満効果が認められ、注目されている。最新知見を みながら、古くて新しい天然素材の可能性を探る。

ビール醸造用として明治初期に日本上陸

ホップ原料

ホップは、アサ科のつる性多年草。茎の成長は早く、高さは8mにも及ぶ。原産地は、西アジアからヨーロッパ南部といわれ、日本にはビール醸造用として、明治初期に入った。ホップ腺には苦味配糖体のフムロン、ルプロンを含み、健胃効果がある。フムロンは芳香成分で鎮静作用があるほか、利尿作用のあるケルシトリンなどを含む。ビール原料として知られ、苦味や香り、泡に重要とされる。また、雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める。

 

健胃効果など“ビール”以外に報告される様々な機能性

ビールの苦味の元のイメージが強いホップだが、それ以外にもさまざまな機能性が報告されている。健胃、鎮静、利尿のほか、消化不良、肺結核、不眠によいとする文献もある。抗菌作用にもすぐれ、ホップのエキス、ルプロン、フムロンはin vitroで炭疸菌、セレウス菌、ジフテリア菌などの抑制効果も認められている。昨今では、抗脂肪食に対する肥満抑制効果が認められ、ダイエット、メタボリックシンドローム対応素材としての注目度も高まっている。

ダイエット、メタボリックシンドローム対応素材としての注目



 

マウス実験ではダイエット効果も 情報提供:日本粉末薬品株式会社

マウス実験でホップエキスを使った抗肥満効果に関する実験が行われている。実験は、60%カロリーの脂肪を含む高脂肪食、ホップエキス2%、または5%を含む高脂肪食、普通食をそれぞれ、健康なマウスに与え実施。マウスの体重は、1週間ごとに測定し、20週間の実験期間後、5時間以上絶食させ、麻酔下で下大動脈からヘパリン採血した。

ダイエット効果 実験データ
 
血糖値の変化 データ

その結果(表参照)、高脂肪食群は、普通食群との比較で、8週目以降、有意な体重増加を示した。一方、ホップエキス含有脂肪食群では体重増加の抑制効果が観察され、10週目以降では高脂肪食群と比較して有意差が認められた。このことから、高脂肪食負荷による肥満に対し、ホップエキスに抑制効果があることが確認された。
その他、マウス実験では、耐糖能試験においてもホップエキス含有脂肪食群で、普通食群と同様の血糖値低下が認められた。そうしたことから、ダイエット素材としてはもちろん、メタボリックシンドローム対策素材としてもホップは期待できそうである。



 
 


形状豊富で食品との相性よく多様な可能性

天然素材hop ホップ原料

日本粉末薬品が扱うホップは、殺菌粉末、抽出液、ソフトエキス、エキスパウダーのいずれにも対応し、素材として応用範囲は広い。ダイエット素材としての知名度は低いものの、素材そのものの認知度は高く、今後、新たな側面からも注目度が高まりそうだ。

 

トピックス

ビールのダイエット効果?!

欧州の研究ではビールを飲むことで体重を減らせるだけでなく、糖尿病、高血圧リスクを低減できるとの報告がある。また、ホップの苦味成分・フムロン類がビール製造過程で異性化されたイソフムロン類が、抗肥満、糖代謝改善効果を有することなども分かっている。

飲み会 ビール
 

末端製品

日本ビールメーカにより、ホップに関する機能性が検証されている。サッポロビールはホップのアレルギー症状軽減機能に着目し、研究に着手。ヒト試験でも花粉症の軽減効果を確認している。アサヒビールは、ホップポリフェノールに着目し、ピロリ菌に疾病発症リスクの低減を動物実験で確認している。

ホップ原料
 
 
 
スペシャルインタビュー ““ホップ 原料”について日本粉末薬品株式会社 東京営業所 近藤晃生氏にお話を伺いました。

データ活用し、新たな切り口で潜在ニーズを発掘

ダイエット

ホップという名前はビールに配合されていることで広く知られ、健食分野ではリラックスなどの鎮静系素材として訴求されています。そうした中、弊社はホップのダイエット効果に着目し、実験を実施。マウスを使った抗肥満効果に関する試験では、キレイな体重抑制ラインの結果が得られました。ダイエットのイメージはほとんどありませんが、古くから世界的に食された安全な素材であり、今後、新たな切り口で訴求していきたいと考えています。紅茶と組み合わせた試飲を実施したところ、ほどよい苦味との相性が大変好評でした。殺菌粉末、抽出液、ソフトエキス、エキスパウダーのいずれもラインナップしており、多様なニーズに対応可能です。

近藤 晃生氏

日本粉末薬品株式会社 東京営業所 近藤 晃生氏

 
日本粉末薬品株式会社
健康食品原料、医薬品原料を製造販売する。生薬原料は欧州、インド、中国はじめ世界各国から輸入し、厳しく品質管理した天然素材を供給する。未知の可能性を秘めた生薬を、医薬品分野で蓄積した実績とノウハウで開拓している。
所在地
〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町2丁目5番11号
TEL:06-6201-3801  FAX:06-6222-4031
URL: http://www.nfy.co.jp
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