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2008.2.29 update

エステティックサロン開業にあたって

【第8回】

五感その2=聴覚=

聴覚と味覚、サロンではなおざりになりがちなポイントです。

五感のうち、エステティックやスパで、つい後回しにされたり、見落としがちなのは、「聴覚」と「味覚」かもしれません。今回は「聴覚」に関して、あまり触れられない視点ですが、少し書いてみます。

人間の情報収集ルートのうち、視覚に頼る部分が大きいことは言うまでもありません。ただし、それはその他の感覚が弱いということではありません。たとえば、人の「臭覚」は人は犬と比較すると能力的にはまったく劣りますが、だからといって、それがどうでもいいか?後回しに考えても問題がないか?といえば、当たり前ですが、そんなはずはありません。実は「聴覚」も同じことです。 それでは、「聴覚」という視点から見て、サロンではどのようなことに配慮すればよいのでしょうか。室外の音(騒音)からの遮蔽や、室内でのBGMなどの選択、などに関して注意を払うサロンは多いと思われますので、あえてここでは省略し、それ以外のあまり語られない内容で2つほど書いてみることにしました。

人の話し声、話し方、声の音量一つめは「人の声」です。実は「人の話し声や話し方」が、無意識のうちに相手(お客様)に与える印象は、かなり大きなものがあります。また、その場に適した「声量」というものもあります。「内容が伝わりやすい大きなはっきりした発声」が、サロンでは「耳ざわり」に感じることも多い、というような例でも容易に想像できるでしょう。たとえ「活字にすれば同じ文」であっても、その伝え方によって、相手に与える印象は正反対にもなりかねません。「話しかたや声質」は、その人の配慮や発声トレーニングによって、ある程度はカバーできますので、好印象を与えるサロンほど、そういった面でのスタッフトレーニングが行き届いているようです。いくら手技がすぐれていても、声に品格を感じさせない話し方での接客で、相手に与えるイメージを低下させている残念な例もあります。

音の位置、音の発生源二つめは、音の「位置」です。音にはかならず発生源があり、その位置を(無意識的にであっても)人は探知しています。たとえば小川のせせらぎの音。海の寄せては返す波の音。本来ならば、これらを目をつぶって耳をすませば、人はリラックスできるはずです。しかし、もしその音が「頭の上から降ってくる」のであればどうでしょうか?おそらくリラックスできないでしょう。また、同じ音でも「正面」からならばリラックスできるけど、背後から聞こえてくるとなんとなく落ち着かない、ということもあります。

音量に配慮されるサロンは多いですが、音の発生位置にまで配慮されるサロンはまだ少ないでしょう。音響システムへの投資は、上を見ればきりがありません。そのため無制限にお金をかけることはできないでしょうが、それでもある種の「質と品位」は必要ですし、ちょっとした配慮だけでもそれらは向上します。リラクセーションを演出しようとして、実は「不安感」を与えてしまっていないかどうか、一度チェックしてみてください。

今回はあえてあまり触れられない「聴覚」という視点で、さらにあまり語られない視点でいくつかのヒントになればと書いてみました。実はこの「聴覚」と関連してお話したい内容はまだまだありますので、いつかこの続きを書く機会を作りたいと思っています。


次回
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