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第7回

世界のMSM市場を牽引する存在

カーディナル・ニュートリション社 副社長 グラント・バーグストロム氏


今、最も注目を浴びている素材といっても過言ではないMSM。米国では急激な成長を遂げている素材だ。あらゆる関節痛の改善効果が期待され、その効果は米国の臨床医たちが医療現場で実際に使用して立証している。世界のMSM市場を牽引する存在であるカーディナル・ニュートリション社のグラント・バーグストロム副社長が来日、6日、当社の記者のインタビューに答えた。

グラント・バーグストロム副社長写真

Q:MSMの市場規模は。

米国の市場は、『ニュートリション・ビジネス・ジャーナル』誌によれば、小売りベースで1億1500万ドル。しかし、私はその数字は実際より低いのではないかと思います。実際は2億ドルぐらいではないでしょうか。なお、米国市場は世界市場の約2/3を占めているといわれています。

Q:市場に占める御社のシェアは。

第三者機関による調査結果はありませんが、米国の店舗で10個、MSMのアイテムが並んでいれば、そのうち8個が当社が原料を供給する商品です。目標としては、世界中がそのようになることを目指しています。

Q:世界のMSM企業の中で、御社の位置付けは?

当社は、約10年前にMSMの市場を開拓し、拡大しています。現在、カナダ、ヨーロッパ、アジアで販売を行っているほか、今後はオーストラリアとニュージーランドでも販売を行っていきます。MSMのみを販売しており、引き続きMSM市場でリーダー的立場になり、市場を伸ばしていきたい。

Q:最近の研究動向は

米国では、膝の変形性関節症に関するMSM摂取の臨床試験を行っています。40〜76歳の男女50人を対象に12週間、プラセボを設定してダブルブラインドで行いました。1日に6gの摂取で身体的痛み等が軽減され、身体的機能が改善されるという結果が出ました。日本では、ヘアレスマウスに紫外線照射を行ったところ、MSM軟膏を塗布したヘアレスマウスが対照に比べ炎症が軽度であったという実験結果が出ています。

Q:御社の素材「OptiMSM」の優位性は。

品質が高いことが挙げられます。まず第一に、100%MSMのみを作るための専用工場で生産されています。第二に、精製方法に蒸留法を用いていることです。競合他社は結晶化法を取っていますが、蒸留法はより純度の高い精製方法です。蒸留法によって、鉛、カドミウム、ヒ素、水銀、P-クレゾール、O-クレゾール、フェノール、TEC、ベンセンなどの不純物を取り除くことができます。ロットごとに高水準であることは確認しています。

Q:日本のマーケットについてどう思いますか。

日本は可能性ある市場だと思っています。日本での当社のMSMの販売会社である(株)CICフロンティアと拡大していきたい。米国では関節炎関連市場が大きくなっています。日本でも同様だと考えています。

Q:市場を拡大するには?

必要なのは、試験結果などエビデンスをしっかりと充実させること。米国では何年もエビデンスのある製品としてブランディング活動をしています。当社のMSMを含有しているサプリには、「OptiMSM」のブランド名が入っており、宣伝を行っています。小売業者にブランド名を広げ、ひいては消費者にブランド名を知ってもらいたい。今や米国ではブランド名の認識が高まっています。今後は日本を含め、他の国々でも同様のブランディングを行っていきたい。日本では特に、ウォーキングを含めたスポーツをする、30代以降の人にアプローチする基本戦略を取っています。MSMは関節だけでなく、筋肉の痙攣などにも効きます。

Q:用途は。

一番多いのは錠剤・カプセルなどのサプリメント。量販店、専門店、メールオーダー会社などあらゆるチャネルで販売されています。動物向けのサプリメントもあります。もちろん、バーや飲料など機能性食品にも適しています。そのほか、シャンプー、石鹸、クリーム、ローションなどの美容製品も売られています。美容製品に使用されているのは、先に述べたように肌の炎症を抑える効果があるからです。また肌を柔らかくします。

Q:日本の製品メーカーにメッセージを。

世界のMSMの中で最も安全性が高く、臨床データが揃っていることを申し上げたい。繰り返しになりますが、当社は「OptiMSM」だけを製造していて、世界的に成功しています。10年以上前に原料を開発したパイオニアとしての立場にあり、市場を拡大しています。MSMの可能性は非常に大きく、関節の痛みの緩和のほかに肌、髪にも作用し、食品にも使用できるなど、非常に用途が多くなっています。今後の展開に期待していただきたい。


カーディナル・ニュートリション社
副社長
グラント・バーグストローム氏
1995年にカーディナル社に入社後の経験は多方面に及ぶ。
主な部署(経理部門、製造部門、購買部門、品質管理部門)の経験を経て現在は営業部門と技術部門の陣頭指揮をとっている。

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